前回は男性が結婚相手に望む条件を書かせて頂きましたが、今回は女性が望む結婚の条件を書かせて頂きます。

 

親と子の結婚条件の違い

弊社では会員様の殆どが親御様からのご入会ですが、親御様の持つお相手への条件と本人の持つお相手への条件が異なるケースが少なくありません。

というのも、やはり親心から大事なお嬢様が嫁いでいく場所として、あまり遠くへ行かせたくない・・という声は多く聞くのですが、本人は「良い人であれば住んでいる場所は拘らない」という方も多く見受けられるからです。

新幹線なら大阪から名古屋までは1時間、東京までは2時間弱で着く時代ですのであまり距離は拘らない方も多いようです。

 

子供の結婚条件

では、婚活する上で女性が重要視する条件を、現在までに3,000人以上カウンセリングを行ってきた、弊社のブライダルスタッフとのミーティングで聞いた事を軽くお話させて頂きます。

 

まず一般的に条件として上げられる事柄は順に「職業」「学歴」「年収」「年齢」「身長」になります。

そして「容姿」と言われる事もありますが見た目の良い悪いは、はっきり言って「好み」の問題でもあるので、ここでは除外しておきます。

 

まず結婚とはパートナーと共に生活していくわけですから経済的に困窮はしたくない。

これは正直な所だと思います。

たまに職業で医師、弁護士はいますか?と聞かれる事がありますが、職業に対しての憧れを抱いて条件としてあげる方が多いようです。

まず医師になる為には、大学医学部を卒業するのに最短で6年かかり、医師免許を取得した後も研修医として最低でも2年は活動しなければなりません。

研修医の間はアルバイトなども出来ませんし、研修医を卒業してもまだまだ勉強が必要です。

稀に20代前半の方が年の近いお医者様を・・と希望して来店されることがありますが、まず30代前半でやっと仕事として動き出したお医者様が本気で婚活をしている事は殆どありません。

弊社でお預かりしているお医者様も30代後半から40代の方が殆どですが「若いお医者様でお金持ち」という方はプライベートも含めて殆ど会った事がありませんし、また、いたとしても交際に関してもお仕事の都合がなかなか合わず難しいという印象です。

 

お互いに支え合えるパートナーが大切

ここで言えるのはやはり結婚相手に理想は抱いて当然だと思いますが、まず現実を知る事が大切です。

理想と現実は必ず剥離していくものだから初めに持つ理想は高ければ高い方が良いという言葉もありますが、それは自分自身への事であって相手へ望むものではありません。

パートナーとはお互いに支え合い、高め合う事が出来る、これがお互いの理想であって、一方的に望むばかりでは婚活は勿論、結婚生活も上手くいきません。

 

弊社で幸せを掴む方々の共通する点は「相手の良い所を見つける事が上手い」人です。

条件だけに拘っていては本当の相手の本質を見落としがちになり、一つ気に入らない点を見つけてしまうと、どんどん相手が嫌になってしまい交際も上手くいかななくなります。

 

条件ではなく幸せになるという事は何かを考える

弊社ではカウンセリングの際、相手への条件を聞かせて頂きますが、条件内の会員様が多く在籍していたとしても「お見合いになる可能性が著しく低い」と判断した場合、ご入会をお断りさせて頂く事が少なくありません。

全て完璧な人はいませんし、自分自身が完璧であるかどうかも判りません。

どうか、条件だけに拘らず、自分自身が幸せになるという事は何なのか?をもう一度考えて、幸せな家庭を築けるようなパートナーを見つけてください。