急激に普及した携帯電話ですが、今ではスマートフォン1人1台が当たり前の時代になりました。

平成の始めは携帯電話を使った出会い系サイトが流行り、連れ去りや誘拐、援助交際などのトラブルが社会問題となり、様々な業者が摘発されました。

ではそういった出会い系サイトは無くなってしまったのか?

そうではありません。

現在も形を変え存在しています。

「婚活」この言葉は平成に生まれた言葉ですが、少子高齢化が問題視されだした頃、結婚しない人たちに向けて「結婚するための活動」という意味で使われています。しかし「結婚するための活動」=「出会いを探す」だけではありません。

無料で活動できる。0円で婚活。お試し検索。自宅でお手軽にお相手探し。

こういった言葉があらゆる婚活サイト、婚活アプリなどのキャッチフレーズとして謳われていますが、結婚とはただ恋人を探す、遊び相手を探すわけではありません。婚活にお金も時間もかけずで本気の人がどれだけいるのでしょうか?

「私は人を見る目があるから大丈夫!」と思われる方なら良いとは思いますが、お相手も同じく無料で手軽にお相手を探している訳ですので本気で結婚相手を探している人に巡り合うのはなかなか難しいと思います。

また、結婚詐欺など金銭トラブルの問題が生じた場合、個人間のトラブルは個人間で・・と責任は一切持ちません。

顔の見えない運営者が作ったアプリに対して使用者は何の罪悪感もありませんし、運営者側も会ったこともない人に責任を持つ筈がないのです。

ここが結婚相談所と婚活アプリの違いです。

結婚相談所は一部を除き、あくまで面接があり、担当者なりとお話をされて入会されます。

そこに人間関係があるので、ある程度「裏切れない」という気持ちが働きます。

これは大きな違いです。

「本気で結婚をしたい!」「真面目に将来のことを考えれる人と出会いたい!」と思うなら、出会い方を考えてみる必要があります。

今までに何人かお付き合いしたのだが上手くいかなかった・・と思われる方は始まりはどうだったのか?相手の条件だけでなく自分のフィールドを考える必要があるかもしれません。

ただ、昨今の結婚相談所さんや仲人さんがお客様や運営の利便さを追求するあまり、大事な部分を忘れ婚活アプリと変わらなくなってきているのは残念ですが・・