皆様、こんにちは。
私、弊社代表の盛(もり)は、トータルで約1000組以上のご縁組にたずさわって来ました。
この度、その経験をもとに、世間の流れによって変わりつつある、男性女性の結婚の価値観等を、私ながらに観察して感じる事をお伝えしたいこともあり、ブログを始めてみました。
さて、初投稿となる今回の題は「結婚しない子供について」をお届けしたいと思います。
子供が結婚しない原因は?
これは活動する会員様のみならず、私の周りでも30代、40代になっても「結婚していない」人が少なくないような気がします。
ここでいつも職業柄、質問していることがありまして、その質問が
「将来的に結婚する気はあるのか?」
という疑問です。
この答えの9割は決まって「良い人がいれば結婚したい」という答えです。
まぁ、100人に聞いたわけでは無く、30人程度の統計になるので正確とは言えませんが、個人的な見解としては「恐らくそうなんだろうなぁ」と感じます。
今回のブログでは、その「良い人がいれば結婚したい」と言う方々ではなく、
残りの1割、つまり「結婚する気がない」という人達について書かせていただきたいと思います。
結婚をする気のない子供について
まず、そもそも「結婚はしなければいけないのか?」という事です。
現在は、女性の社会進出が難しかった昔と違い、現在は男女雇用均等法も整備され、大手企業も多くの女性を雇用するようになりました。
その結果、男性と女性の賃金の差も埋まり、35歳の女性会社員さんで既にマンションも購入済みという方も現在では珍しくはありません。
男性でいえば昔は仕事が終わった頃にはスーパーも既に閉まっていて、夕食にも困るといったことがあったかもしれません。
現在では24時間営業のスーパーやコンビニも増え、特に一人で生活を行う事に、何ら不便を感じる事が少なくなったという現状があります。
結婚する気が無いと答える女性の多くは「仕事を辞められない」「今の生活に満足している」と答えます。
それに対して男性は「一人で生活するのが精一杯だ」「今の収入では結婚できない」「結婚をしなくても不便じゃない」・・という声が多かった様に感じます。
無理にでも結婚は必要か
職業柄、こんなことを言っても良いものか?とは思いますが、正直な所、「結婚をしなければいけない」とは個人的には思いません。
結婚をしなければ・・と焦り、お互いの事をよく理解しないまま結婚した所で幸せになるとは思いません。
また、結婚した所でお互いに支え合う事が出来なければ、お互いに負担に感じる事が増えるだけで「結婚」という2文字の契約に縛られる事になるだけです。
しかし、「人は一人で生きてはいけない」これは事実です。
今は若くて身体が元気でも、いずれ平等に歳をとります。
結婚の素晴らしいところ
生前の話になりますが私の祖父、祖母も身体が自分で思うように動かなくなった頃は、「息子」「娘」そして「孫」に支えられた部分も多くあったと思います。
また夫婦の中でもお互いに支え合って生きていました。
「お金を貯めていずれは介護施設へ入る」と考えている人もいるようですが、70歳、80歳で、誰とも関わらずマンションやアパートで独り暮らしている方が誰にも気づかれず・・といった話も少なくありません。
こういうニュースを聞くたびに、結婚はしなくても良いが、もしお互いに支え合うパートナーが見つかったなら、それは生きて行く上でとても豊かな事、幸せな事だとは思います。
「結婚をしない子供について」これは、多くの結婚適齢期の子供さんを持つ親御様の、悩んでいる部分ではないでしょうか。
しかし、結婚しなければ駄目だ!という世間体等の固定観念で訴えるのでは無く、まずお子様本人が、結婚をした場合、しない場合のメリット、デメリットを理解する事が大切ではないかと思います。
次回は「良い人がいれば結婚したい」と答えた9割の人が考える、「結婚相手に望む良い人とは?」について書きたいと思います。
最後までお付き合いいただきまして誠に有難うございました。