結婚相談所の裏話

今回は結婚相談所の裏話を少し。

関西には個人、法人問わずで挙げると300社以上の結婚相談所&仲人が存在していると言われています。

結婚相談所を運営する上でビジネスモデルの基本となるのが、入会金、月会費、お見合い料、成婚料。これらが料金体系のモデルになります。

価格帯については殆どが入会金3万円~、月会費1万円~2万円、お見合い料1万円、成婚料30万円~が基本です。

「入会してからお見合いまで」、そして「交際期間から結婚まで」の期間を考えると入会から約1年から2年はかかりますので1年間の活動費で30万円、そして成婚からの成婚料が30万円と考えると最短1年で成婚したケースで60万円程になる事が基本です。

 

お見合い料、無料の弊害

しかし、最近では男性と女性の入会金や月会費料金が違ったり、高学歴、高収入の男性はお見合い料を無料にしている所もあるようです。

 

以前、取引のある仲人さんとお話をしていた時の話です。

先日、お見合いで組み合わせた相手の相談所さんが、優秀な男性はお見合い料を無料にしている所だったらしくトラブルになってしまったとの事。

理由は、その男性が無料だからと1日に3人とお見合いしていたらしく「本気で結婚する気が見えなかった」と女性会員様からお怒りのお言葉をいただたいたとの事。

この業界、やはりお見合いがなかなか成立しない、交際しても断りが続くと「サクラなんじゃないか?」と言われる事があります。

 

弊社では本気の婚活をしている会員様に差はつけません

弊社の様に男性・女性共にお互い本気で婚活しようとしている会員様に価格差をつける必要はない。

寧ろ有料だからこそお互いに本気で動くんだ。と考えているならば、サクラを使うメリットは一切ありませんが、優秀な男性や若い女性は無料、若しくは安く・・と考えている業者であれば、そういった「特別な会員」が何度も遊び気分でお見合いをしてくれる事で片方からお見合い料を何度も頂けるのでメリットがあるのでしょう。

結局そういった業者はサクラを雇っている訳ではないが特定の会員を特別扱いしている以上サクラと変わらない訳です。

 

結婚相談所は出会い系サイトではありません。

遊ぶ相手を探す場所ではないのです。

 

最近では利益を追求し過ぎる業者が頻繁に見られるようになり、またそういった業者が大手の組合に加盟して活動している状況です。

消費者目線として安く、安全に良い人を・・という気持ちはよく解りますが、一生を共にする大事な結婚相手を探すことに、安さや便利さを求めすぎる事は、先で大きなトラブルに巻き込まれる可能性があるという事を知っておいた方が良いのかもしれません。